公園のベンチに横たわるおじいちゃん。
今の危険なご時勢だと声をかけるのも躊躇しますが、若い頃でしたので
どうしたんだろ?と思い声をかけたら…
「あんまり気持ちいいもんで寝ちゃってた、笑」
そこには心配して探しに来た小6と小4の兄弟がいて
「おじいちゃん、みんな心配してるから帰ろ~」と…
友達の家がその一家の家に近いということもあり
時々その一家の様子を聞くことがありました。
とても仲良しな家族だよ、と。
その子のお母さんが専業主婦なのですが上の子が学校から帰ってくると
お母さんの姿が見えないことが多かったそうです。。。
するとその男の子は喫茶店、パチンコ店、スーパー。
お母さんが行きそうなところを探して歩いたそうです、そしてお母さんを見つけると
とても嬉しそうにしていた、と。
そして十数年の月日が経って…
新聞に小さな記事で少年が父親を刺したという。。。住所からいくと
その仲良しな家族のとこでした。
友人に聞くと確かにその家庭だと…
おじいちゃんを迎えにきたあのシャイな感じの心優しい少年が!?
父親は入院しましたが命に別状はなく戻ることができました。
しかし、少年は1~2年家族とは離れて暮らすことになりました。
おじいちゃんも亡くなり…
やがて弟が就職の為、家を離れて…
その少年は家に戻り両親と生活をまたスタートさせました。
就職をしたりもしましたが馴染むことができずすぐ辞めてしまっていたそうです。
ある日、彼が車に乗っていたので
車どうしたの???と聞くと
「買ってもらったんだ。欲しいもんは何でも買ってくれるから。」
彼はそういいました。。。
それからしばらくして友達から夜突然電話が入りました。
「あそこのお宅が火事なの、すぐに来て!!」
息子に運転をしてもらい現場へ駆けつけました。
その家族の家は火の海に包まれ日曜日の夜ということもあり
野次馬がすごかったんです。
消化活動が行われる中、連絡のとれた弟さんが真っ先に駆けつけたそうです。
しかし、両親の行方が分からず。。。
そこへ両親が戻ってきました。二人とも我が家を呆然と立ち尽くして見ていました。
警察が「この家ではあと一人息子さんと暮らしてらっしゃるんですよね。どちらに行かれてるかご存知ですか?」と。
お母さんは、いつもどこに行ってるかは分からんけどそのうち帰ってくると思うけど…と
答えました。
消火活動を行っている最中、真向かいのお家のおばあちゃん。少年を小さい頃から知るおばあちゃんが消防士さんに「あの子は外に出るときは必ず車を使う子だから…車が置いてあるってことは絶対家にいるって。お願いだから家の中を探してっ」と必死に訴えていたそうです。
結局、その少年は北側の部屋から焼死体となって発見されたそうです。
子供の心のSOS&不安が親には届かず、そしてまた親の愛情が子供には届かず…
行き違いになってしまった家族の悲しい結末でした。
心を安心させてあげて下さい。
一日中べったりしてろとかそういう意味ではありません。
真正面から見てあげて欲しいのです。
ちゃんと見てあげるということが心の安心を作り出すのです。
大きな目と耳を持って接してあげて下さい。
今日はチビの小学校の入学説明会&算数セット購入とやらで昼から少々会社を抜け行ってきました。そこで教育委員会の女性の方が自分の身近にあった実際のお話をしてくれました。
感情移入&感化されやすい性質なので聞いていてとてもせつなくなりました。
それと同時に子育てというのは大げさに言えば一人の人格を育てるというとてつもなく
重要な仕事なんだよね~って改めて実感したというか。。。
子供もそれぞれ性格というものがあって同じ兄弟でも全然違ったりします。
現に話しにあった弟さんは普通に就職して一人で生活もしているわけですから
一概に親が悪いとはいいきれません。
その少年が持っていた性格、友人環境、学校環境など様々な要因が重なっていたのかもしれません。
だけど少年が親にSOSを出せずにいたことは大きな問題点の一つだったのでしょう。
私自身、仕事をしていてチビと接する時間はホントに短いです。
御飯作らなきゃ、片付けなきゃ、お風呂入れさせなきゃ、洗濯物たたまなきゃ、とやっていると
寝る時間のほんの30~40分前くらい。平日一緒に遊ぶ時間というのはそのくらいなのです。
その代わりよくしゃべります。
保育園からの帰りの車の中、御飯を作りながら、湯ぶねの中で、洗濯物をたたみながら…
子供は私が忙しいと分かっていても容赦しません、笑。
とんちんかんな質問から真剣な質問、保育園であったこと、自分の自慢話その他もろもろを話してきます。
時々面倒くさくなっていい加減な相槌をうったりしますが、そのときの反応というのはホントに敏感です。話しかけてこなくなるのです。子供なりに判断するのでしょう、今話しかけても無駄というか相手にされないんだな…と。そしてこちらの言ったことも聞かなくなります。命令口調で言うとふてくされて行動します。そしてそのふてくされた状態に対してまた怒られて…私自身が悪いなってことは気付いているんですけど、ね、笑。
ホントに小さかった頃と違い今ではいろんな微妙な感情を持つようになり
人間らしくなってきたのかなぁなんて思います。
チビが大きくなっていく上で私は何を教えてあげれるんだろ?
母親という自覚があまりない母親業をこなしているので何となく不安もいっぱい、笑。
心というのは見えない場所だけに
不安やSOSをいつ発信するのか…
私も決して立派な人格があるわけじゃなし、チビの成長とともに教えられること多々。
だから…
とても当たり前のことなんだけど真っ直ぐに見つめてあげよう♪
見ないでよ~!と言われても…見つめてあげよう♪( ・ _ ・ )ジー。。。。
あひゃひゃひゃひゃ(≧∀≦*)
冗談抜きにして…
大事な存在だから安心させてあげなきゃね♪
怖い夢見て起きちゃったけど…これから二度寝(* ̄∇ ̄*)エヘヘ
朝起きれるかしら????